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福井人にとって母なる川といえるのが、九頭竜川。古くから、米どころ福井の平野に、たっぷりの水を運び、また、江戸時代には港を結ぶ交通の要所でもありました。そんな大河・九頭竜川は、いまでも自然がたっぷり。
その下流である福井市内は、芝生など整備されている河川敷を拠点に、野草・野鳥など、さまざまな自然観察が気軽にできる場所です。今回は、野鳥に注目。日本野鳥の会・柳町邦光さんにガイドをしていただき、さっそく野鳥観察にでかけましょう。 |
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<ガイド/柳町邦光(やなぎまちくにみつ)さん>
福井県生まれ。(財)日本野鳥の会理事を務め、現在、(財)日本野鳥の会福井県支部副支部長、全日本写真連盟会員。バードウオッチング歴20年。 |
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| 柳町さん ええ、福井市には、まだ多く自然が残っていますので、足羽山やキャンプ場など身近な場所でも、結構な種類の野鳥が観察できるんです。今回ご紹介する「天池河川公園」では、野鳥に詳しい人が見れば、夏場でも20種類くらいの野鳥を見ることができるんですよ。 |
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| 天池河川公園。バーベキュー施設もあるから、自然ざんまいの1日が楽しめますよ。 |
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柳町さん 河川敷では、オオヨシキリ、モズ、ホオジロ、ムクドリ、トビ、サギ類、 水辺ではセグロセキレイ、コチドリ、イソシギ。水面ではカルガモ、バン、カイツブリといったところでしょうか。
なんといっても、ここ天池河川公園は、サギ類の巣が多くあることが特徴です。最近では、巣が減ってしまっているのは残念ですが、鳥はまだまだ観察できます。サギ類は珍しい鳥ではないですが、アオサギ、コサギ、チュウサギなど種類が豊富ですから観察も楽しいですね。
4月から6月は野鳥の繁殖期ですので、夏場は幼鳥を見ることができるシーズンです。
幼鳥は成長した鳥に比べて色のコントラストが薄く、餌をねだる仕草など見てもかわいいですよ。
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アマサギ:
5月の連休の頃に東南アジア地方から渡ってくる夏鳥で、大きは約50cm。繁殖期には頭から胸と背が橙黄色になっていますが、8月頃には白い冬羽に。 |
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オオヨシキリ:
4月末ごろ東南アジア地方から渡ってくる夏鳥で、大きさは約18cm。水辺の葦原などに生息しています。繁殖期には一日中「ギョギョシ、ギョギョシ」と鳴いています。 |
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ホオジロ:
一年中見られる留鳥で、大きさは約16cm。樹木の枝先等で上を向いて元気に鳴いています。秋〜冬には「チツツ、チツツ」と2〜3声で地鳴きをしています。 |
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ムクドリ:
一年中見られる留鳥で、大きさは約24cm。民家の近くや田んぼ、畑、河川等で採餌しています。甘いものが大好きで、秋は幼鳥と混群となって柿などに集まっています。 |
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柳町さん 夜明けから日の出ごろの1時間が、野鳥が目覚める時間です。起きてすぐはお腹がすいているのか、この時間に鳴き声がいちばんよく聞くことができます。ですので午前中がおすすめですが、一日中、観察できますよ。7〜10倍の双眼鏡や図鑑を持っていくと、たっぷり野鳥観察が楽しめますよ。
最後に自然観察ですから、自然を守る気持ちを大切にね。たとえば、ヒナが巣から離れていたときは、かわいそうという感覚でヒナを拾わないこと。自然の生態系を乱さないように、静かに観察してください。
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天池河川公園
バーベキュー施設をはじめ、ソフトボール、サッカーコート、テニスコート、ジョギングコースなどが整備されている。
■利用方法:9時〜17時まで 無料
■休 園 日:木曜日・雨天日(12月1日〜3月末日まで閉鎖)
■場所:天池町地先(九頭竜川右岸・天池橋上流部)
■0776-56-3208 (受付時間/11時〜12時・13時〜14時) |
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